英語の wh-疑問文、疑問文の助動詞 do (または does, did) がある場合とない場合があります。
どのような場合に do (または does, did) が付き、あるいは付かないのかはっきりしないまま英語を読んだり書いたりしていませんか。
wh-疑問詞が動詞の主語になっている場合、 疑問文の助動詞 do (does, did) は付きません。
それ以外は、wh-疑問詞の後に do (does, did) が付く場合と be 動詞が付く場合があります。
wh-疑問詞が主語
Who teaches you English? (疑問詞 (S) + V + O + O)
(誰があなたに英語を教えていますか。)
What made him so angry? (疑問詞 (S) + V + O + C)
(どうして彼はそんなに怒ったのですか。)
疑問詞のあとに、動詞と目的語が続き、疑問詞は動詞の主語になっています。
この文では疑問文の助動詞 do (does, did) は要りません。
wh-疑問詞は主語でない場合
do (does, did) などが付く
Who do we choose among the applicants? (疑問詞 + do + S + V )
(我々は応募者の中から誰を選びますか。)
What will they display for the exhibition? (疑問詞 + will +S + V )
(彼らは展示会に何を展示するでしょうか。)
疑問詞のあとに、do あるいは will が置かれ、主語、動詞が続きます。
be 動詞が付く
Whose book is this? (所有格疑問詞と名詞 + be 動詞 + S)
(これは誰の本ですか。)
Which is your favorite, meat or fish? (疑問詞 + be 動詞 + S)
(肉と魚、どちらが好きですか。)
疑問詞のあとに、be 動詞、主語が続きます。
まとめ
- wh-疑問文で動詞の主語となることがあるのは、who, whose, which, what です。
- これらの疑問詞が主語となった文では 疑問文の助動詞 do は置きません。
- wh-疑問詞が主語にならない文では、動詞のある文では wh-疑問詞のあとに 疑問文の助動詞 do などを置きます。
- 同じく、be 動詞のある文では、wh-疑問詞のあとに be 動詞を置きます。
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