find は「発見する」「見つける」という意味が最初に来ますが、「思う」「わかる」などの意味で頻繁に使われます。
「思う」「わかる」などの意味の find を使った第五文型(S + V+ O + C )における補語 の使い方5パターンと形式目的語 it を使った文型について確認します。
補語 (C) の5パターン
名詞
We found the project a failure.
(プロジェクトは失敗だと思った。)
They found the result a disappointment.
(彼らはその結果に失望を感じた。)
名詞が補語になっています。
形容詞
They found the picture valuable.
(彼らはその絵は価値があると思った。)
The burglar found the safe empty.
(泥棒は金庫が空だとわかった。)
形容詞が補語になっています。
現在分詞
The teacher found a student using a smartphone during the class.
(先生は授業中に学生がスマホを使っているのに気がついた。)
I found myself driving on a strange street.
(知らない通りを運転していることに気がついた。)
現在分詞以下が補語になっています。
過去分詞
We found the website closed.
(ウェブサイトが閉鎖されていることがわかった。)
The detective found the window left open.
(刑事は窓が開いたままになっているのに気がついた。)
過去分詞以下が補語になっています。
句
The engineer found the device out of order.
(エンジニアは、デバイスが故障していることがわかった。)
The police found the situation under control.
(警察は状況が制御されていることがわかった。)
アンダーラインの句が補語になっています。
形式目的語の it と不定詞の文型
Taro found it hard to persuade his parents.
(太郎は両親を説得するのは難しいと思った。)
We found it impossible to complete the project by the deadline.
(期限までにプロジェクトを完了することが不可能だと気づいた。
形式目的語 it の後に形容詞の補語、it が指す to不定詞が続きます。
まとめ
・「思う」「わかる」という意味の動詞 find を使った S+V+O+C の第5文型。
・補語に、名詞、形容詞、現在分詞、過去分詞、句などが使われます。
・補語が形容詞の場合に形式目的語 it と to不定詞を使った文型も現れます。
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