‘in case ~’ には「~の場合に備えて、~するといけないので」、「もし~ならば」という二つの意味があり、接続詞として使われます。
前者と後者では文の意味は全く違います。
見分け方のポイントは、in case が導く節と対応する節(主節)の内容の生起する順序に前後があるということです。
in case:「~の場合に備えて、~するといけないので」という意味の節は主節より時間的に後のことを述べます。
in case:「もし~ならば」という意味の節は主節より時間的に前のことを言うのが普通です。
in case : ~の場合に備えて、~するといけないので
I had my car fitted with snow tires | in case it snowed. | |
(順序) | (前) | (後) |
下の文も同じです。
She carries a charger | in case her cell phone runs out of power. | |
(順序) | (前) | (後) |
in case: もし~ならば
Contact this number | in case you have a car accident. | |
(順序) | (後) | (前) |
if と同じように使えます。
まとめ
・in case は「~の場合に備えて、~するといけないので」、「もし~ならば」という意味の接続詞。
・「~の場合に備えて、~するといけないので」の意味では時間的に主節より後のことを述べる。
・「もし~ならば」という意味では時間的に主節より前のことを述べる。
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