barely と hardly の違いを解説

菜の花 副詞

barely と hardly はともに「ほとんど~ない」という意味のある副詞です。

scarcely にも同じ意味があり、これら三語を同じ意味のグループとして一緒に扱うことが多いです。

そのせいで、混乱してしまうのが barely の解釈です。

barely は「かろじて、やっと」という意味で使われることが多い語であり、この場合は修飾する動詞、形容詞などに否定の意味を付加しません。

hardly や scarcely にはこの意味はありません

barely: かろうじて、やっと

He was barely able to escape the danger.
(彼はかろうじて危険から逃れることができた。)

She barely passed the test.
(彼女はかろうじてテストに合格した。)

In the room, there was a barely enough space to share for four people.
(部屋には、4人でシェアするのにやっとのスペースがあった。)

「かろうじて~できる / である 」という意味になります。

barely: ほとんど~ない

Because of the noise outside, she barely noticed the phone rang.
( 外の騒音のため、彼女は電話が鳴ったことにほとんど気づかなかった。)

It was so dark that he could barely see anything.
(とても暗かったので、彼はほとんど何も見えなかった。)

hardly / scarcely も使えます。

Because of the noise outside, she hardly noticed the phone rang.
( 外の騒音のため、彼女は電話が鳴ったことにほとんど気づかなかった。)

It was so dark that he could scarcely see anything.
(とても暗かったので、彼はほとんど何も見えなかった。)

まとめ

・barely は「かろうじて、やっと 」という意味で使われることが多い。

・barely には「ほとんど~ない」という意味もあり、その場合は hardly または scarcely と同じように使える。

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