助動詞 can と ‘be able to ~’ は「~できる」(能力、可能)という同じ意味があります。
ただし、can と ‘be able to ~’ の違いに注意しなければならないポイントがあります。
それは can の過去形である could の使い方です。
could は過去の一度だけの行為については使いません。
その場合は ‘was (were) able to’ を使います。
can と be able to が同じよう使える場合
現在形 can と be able to は同じように使えます。
Some dogs | can are able to | run as fast as horses. |
can と be able to は同じ意味で使われています。
could と was (were) able to が同じように使える場合
He | could was able to | make computer programs when he was a high school student. |
Ten years ago, 10,000 yen | could was able to | provide us a lot more. |
could と was (were) able to が同じように使えない場合
The official was able to escape the bribery charge.
(役人は贈収賄容疑を免れることができた。)
この文を could に置き換えると;
The official could escape the bribery charge.
(役人は贈収賄容疑を免れる可能性がある。)
現在の可能性になってしまいます。
couldn’t と was (were) not able to
He | couldn’t wasn’t able to | submit the report by the deadline. |
まとめ
・現在時制では can と be able to は同じ意味(~できる)で使えます。
・過去時制の能力、可能性について、could と ‘was (were) able to’ は同じように使えます。
・could は過去に一度だけ起こったことについては使えません。
・ ‘was (were) able to’ は過去に一度だけ起こったことを表せます。
・couldn’t と was (were) not able to は同じ意味(~できなかった)で使えます。
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