it is that の強調構文を使う

“it is ~ that 節” は強調を表す構文です。

この構文では、～に入る語（句）を強調します。

～に入るのは名詞、代名詞、副詞などの語（句）です。

文頭の it は that 節を指す形式主語です。

つまり、”that 節 is ~” という意味です。

はじめに強調する対象を示して、続いてその内容を述べる文型です。

it is ~ that: もの、事柄を強調（人に使うこともできる）

It is imagination that lets you have emotion.
（想像力があるから感動が生まれる。）

⇧　強調文でなければこうなります。

It was part failure that caused the accident.
（事故の原因は部品の故障だった。）

It was a graduate student that found the phenomenon first.
(この現象を最初に発見したのは大学院生だった。)

It was then that the truth dawned on me.
（私が真実を悟ったのはその時だった。）

it is ~ who: 人を強調

It was Hanako who contributed to the project most.
（プロジェクトに最も貢献したのはハナコだった。）

It is you who are responsible for the work.
（仕事の責任者は君だ。）

まとめ

・it is ~ that: もの、事柄を強調する（人に使うこともできる）

・it is ~ who: 人を強調する