比較級を使った慣用表現の ‘know better than to do ~’ は 否定語がないにもかかわらず日本語にするときは否定の「~でない」あるいは「~しない」を入れないとうまく解釈できません。
know better than to do
He knows better than to believe such baseless allegations.
(彼はそんな根拠のない主張を信じるほどバカではない。)
あるいは
(彼はそんな根拠のない主張を信じないだけの分別がある。)
いずれにしても「~ない」を入れないと日本語になりません。
should know better than to do ~
助動詞 should または ought to と一緒に使う表現もあります。
People should know better than to talk loudly in a restaurant.
(レストランで大声では話さないくらいの分別があってほしい。)
You ought to know better than to call your friends after midnight.
(0時過ぎに友達に電話するようなばかではないはずだ。)
まとめ
・know better than to do ~ は「~するほどばかではない」「~しないだけの分別がある」という意味がある。
・英文には否定語はないが、解釈するときは「~し(で)ない」を入れる。
コメント