seem to do は動詞 seem の主語(人・事柄)について話し手が観察した印象を述べる表現です。
話し手の印象ですから、断定的な表現にはなりません。断定的な表現を避けたいとき、丁寧な表現をしたいときに使われます。
seem to do
He seems to have an opinion different from mine.
(彼には私とは違う意見があるようだ。)
The manager’s weak leadership seems to affect the performance of his staff.
(課長のリーダーシップが弱いので、スタッフのパフォーマンスに影響しているようだ。)
The stock price seems to show the expectation of investors.
(株価は投資家の期待を示しているようだ。)
話し手の主語に対する主観的な印象を述べています。
I seem to remember that I have responded to the same question.
(同じ質問に答えたように思うのですが。)
‘I seem to remember that’ を付けて丁寧な表現にしています。
seem + 補語
His argument seems plausible.
(彼の主張はもっともらしく思える。)
This email seems suspicious.
(このメールは怪しそうだ。)
The price of this computer seems reasonable.
(このコンピューターの値段はそれほど高くないように思う。)
seem の後に補語となる形容詞が続きます。
It seems + that 節
It seems that the Olympic was a success.
(オリンピックは成功したようです。)
The economy is growing, it seems.
(経済は成長しているようです。)
that は省略できます。
まとめ
・seem はその主語となる人・事柄について話し手の印象を言うときに使われます。
~のようだ、~らしい、~と思われる
・以下の文型で使われることが多いです。
- seem to do (to 不定詞)
- seem + 補語(主に形容詞)
- it seems that ~
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