that で名詞節をつくる

みどりの葉 接続詞

that には名詞節を導く接続詞としての使い方があります。

that が導く名詞節(that 節)は文型に応じで主語、目的語、または補語となります。

先行する名詞を補足的に説明して同格となる場合もあります。

that 節が主語になる場合

That she was wrong is obvious.
(彼女が間違っていたことは明らかだ。)

it を使うと that 節を後ろに持ってくることができます。

It is obvious that she was wrong.
(彼女が間違っていたことは明らかだ。)

That you were late for noticing the car may be the cause of the accident.
(車に気づくのが遅れたことが事故の原因かもしれません。)

That you have many good sources of information, is an advantage.
(良い情報源がたくさんあるのは有利だ。)

that 節が目的語になる場合

He thinks that health will have priority over wealth.
(彼は健康が富よりも優先されると考えている。)

that 節は thinks の目的語になっています。

The weather report says that the typhoon will come this weekend.
(天気予報によると、今週末には台風が来るそうです。)

that 節は says の目的語になっています。

that 節が補語になる場合

What he told me is that he needs support.
(彼が私に言ったのは、サポートが必要だということです。)

S + be 動詞 + C の文型です。

The fact is, once you see it you never forget it.
(一度見たら忘れられないのも事実です。)

is の後の that は省略しています。

that 節が同格になる場合

Besides Japan, many countries have the custom that you take off your shoes in the house.
(日本以外にも、家の中で靴を脱ぐ習慣がある国はたくさんあります。)

I am of the opinion that the consumption tax be eliminated.
(消費税は廃止すべきだと思います。)

that 節以下を「~という」と解釈するとわかりやすくなります。
「家の中で靴を脱ぐという習慣」
「消費税を廃止するという意見」

まとめ

・that 節が主語になる場合がある。

・that 節が目的語になる場合がある。

・that 節が補語になる場合がある。

・that 節が同格になる場合がある。

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